概要
この車両は、USフロント社が主要業務とする国際鉄道警備に置いて、現場に急行するためだけに、DULから輸入したリクトル重装甲車をベースに、エンジンをガスタービンに換装し、操縦席から前方及び左右を視認するために正面装甲を変更し、SS社式の複座砲塔にRWSを積み、走破性と装甲防御力以外は一級の戦力に仕立て上げたものである。
特徴
DULでは走破性の悪さが目立っていたがUSフロントでは運用を国際鉄道沿いの路上にしぼり、
整地最高速度160km/hをもって現場に駆けつけ、第2世代戦車級の火砲と、汎用性の高いRWSでもって事態に対処し、増援到着までの時間を稼ぐ車両となっている。
その高速性能から正面視界のみでは操縦に支障がきたすと考えられ、ベース車両には存在した車体機銃を廃止し、空いた空間に無線機を押し込んだり、右方向への装甲視察窓を装備したりしている。
走攻守のうち、守をほぼ捨て、全周対12.7ミリ防御。正面のみ対30ミリ防御とかなり心許ないが小銃弾を防ぐだけマシである。
PR